『これ描いて死ね』第7話「ロストワールド〜殺すつもりで描こう」では、手島先生が漫画家を目指していた23歳当時の過去が描かれました。
なかでも印象的なのが、寺村七もへびちか先生の仕事場で手島と一緒にアシスタントをしていたこと。現在は高校教師と貸本店の店主という2人ですが、その付き合いは手島が漫画を描いていた頃までさかのぼります。
第7話を見ると、これまで自然に描かれてきた2人の距離の近さにも納得しやすくなります。へびちか先生のもとで過ごしたアシスタント時代を中心に、手島先生と寺村七の過去を振り返ります。
| 人物 | 現在 | 第7話で描かれた過去 |
|---|---|---|
| 手島零 | 王島南高校の教師・漫研顧問 | 23歳当時、へびちか先生のアシスタントとして漫画制作に参加 |
| 寺村七 | 寺村貸本店の店主・手島の旧友 | へびちか先生の仕事場で手島と一緒にアシスタントをしていた |
| へびちか先生 | 「スイートへびいちご」を手がける漫画家 | 手島が憧れていた漫画家で、2人が働いた仕事場の中心人物 |
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手島先生と寺村七の関係は?昔からの旧友でアシスタント仲間
手島先生と寺村七は、第7話で初めて知り合ったわけではありません。寺村はこれまでも手島の旧友として登場しており、第4話では寺村貸本店の一室を漫研の部室として提供しています。
第7話でさらに分かったのが、若い頃の2人がへびちか先生の仕事場で一緒にアシスタントをしていたことです。現在の手島と寺村が気負わずに話せる間柄なのも、島に来てからできた関係ではなく、漫画制作の現場をともに経験した長い付き合いがあるからでした。
第7話「ロストワールド」は手島先生の23歳時代を描く過去編
第7話は、コミティアから伊豆王島へ戻る船の上で、手島が漫研メンバーを見つめる場面から始まります。相たちの姿に重なったのは、自分も漫画家を目指していた23歳の頃でした。
当時の手島は、担当編集の金剛寺華から勧められ、憧れだったへびちか先生のアシスタントになります。大ヒット漫画「スイートへびいちご」の制作に参加できることに舞い上がり、プロの仕事場へ飛び込んでいきました。
- 現在の漫研メンバーを見て、手島が若い頃を思い出す
- 23歳の手島は漫画家を目指していた
- 金剛寺の勧めで、へびちか先生のアシスタントになる
- その仕事場には寺村七もおり、2人の昔からの関係が見えてくる
現在の手島は相たちの漫画に厳しい言葉を投げることもありますが、自分自身も描き手として悩み、プロの現場で漫画と向き合ってきました。第7話は、漫研を見守る今の手島の奥にある経験まで見える回になっています。
へびちか先生のもとで過ごしたアシスタント時代
へびちか先生は、大ヒット漫画「スイートへびいちご」を手がける売れっ子漫画家で、手島にとっては以前から憧れの存在でした。その本人の原稿づくりに加われるのですから、アシスタントになったばかりの手島が浮かれるのも無理はありません。
しかし、そこで待っていたのは「好きな漫画家のそばで働ける」という憧れだけではなく、作品を少しでも面白くするために判断を変え、描いたものにも固執しないプロの現場でした。へびちか先生の振る舞いに周囲のアシスタントが振り回されるなか、手島はその仕事ぶりを間近で見ることになります。
寺村も同じ現場にいたからこそ、2人の間には単なる昔の知り合い以上の共通体験があります。漫画を描く苦しさも、プロの仕事場の空気も知っている相手だったことが、第7話で見えてきました。
「殺意かな」はへびちか先生の創作への向き合い方を表す言葉
へびちか先生の印象的な言葉が「殺意かな」です。文字どおり誰かを傷つけるという話ではなく、作品にぶつけるほど強い感情や執念を、あえて物騒な言葉で表したものと受け取れます。
第7話のサブタイトルも「ロストワールド〜殺すつもりで描こう」。ただ丁寧に描くだけではなく、自分の中にあるものを漫画へぶつける。その熱量を手島が若い頃に間近で浴びていたことは、現在の彼女の漫画観を見るうえでも重要です。
寺村七との過去が分かると現在の2人も違って見える
現在の2人は、手島が高校教師、寺村が貸本店の店主。どちらも漫画家として活動しているわけではありませんが、手島は相たちの漫研を見守り、寺村は自分の店の一室を活動場所として貸しています。かつて同じ仕事場で漫画制作に関わっていた2人が、今は別の立場から高校生たちの漫画づくりを支えています。
第7話でアシスタント時代を知ったあとでは、寺村貸本店で交わされる何気ないやり取りにも、長い付き合いがにじんで見えます。「貸本屋の店長」と「漫研の顧問」という現在の肩書きだけでは見えなかった関係が補われた回でした。
手島先生の過去を原作でも追いたい方は、原作・電子書籍の記事で刊行状況や読む方法をまとめています。

手島先生と寺村七についてよくある質問
第7話を見たあとに気になりやすい、2人の過去を簡単に整理します。
手島先生と寺村七は昔からの友人?
はい。寺村七は以前から手島先生の旧友として登場していました。第7話ではさらに、若い頃にへびちか先生の仕事場で一緒にアシスタントをしていたことが描かれています。
寺村七もへびちか先生のアシスタントだった?
はい。第7話の過去編では、寺村七もへびちか先生の仕事場で手島と一緒に漫画制作に関わっています。現在の2人の付き合いが、かなり昔から続いていることが分かる場面です。
手島先生がへびちか先生のアシスタントになったきっかけは?
担当編集の金剛寺華に勧められたことがきっかけです。へびちか先生は手島が憧れていた漫画家だったため、「スイートへびいちご」の制作に携われることになった手島は大喜びで仕事場へ入ります。
まとめ|手島先生と寺村七はへびちか先生のもとで働いた昔からの仲
- 手島先生と寺村七は、現在よりずっと前から付き合いのある旧友
- 第7話では、へびちか先生の仕事場で一緒にアシスタントをしていた過去が描かれた
- 手島は23歳の頃、金剛寺の勧めで憧れのへびちか先生のアシスタントになった
- 現在は手島と寺村が別々の立場から相たちの漫画づくりを支えている
第7話「ロストワールド」は、手島先生がなぜ今も漫画に強く反応するのかを掘り下げると同時に、寺村七との長い関係まで見せてくれる回でした。2人が同じアシスタント現場を経験していたと知ると、これまでの何気ないやり取りにも別の味わいが出てきます。


