※この記事はアニメ第1クール最終話までのネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。原作の未アニメ化部分は「原作ネタバレ」の折りたたみ内にのみ掲載しています。
『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』は、黄玲琳(こう れいりん/レイリン)と朱慧月(しゅ けいげつ/ケイゲツ)の身体が入れ替わったことから始まる物語です。
最初は慧月の嫉妬から始まった入れ替わりでしたが、第1クールを最後まで見ると、二人の関係も「入れ替わり」の意味も大きく変わっています。さらに2027年1月からは、第2クールとなる第二幕「はじめての外遊」編の放送も決定しました。
- 玲琳と慧月の関係が第1クールでどう変わったのか
- 最初の入れ替わりは最終話でどうなるのか
- 入れ替わりの真相を知った人物は誰か
- 最終話で再び入れ替わった二人を誰が見抜いたのか
- 第2クールより先の原作で入れ替わりがどうなるのか
玲琳と慧月は、敵対関係から互いを対等な友人として認め合う関係へ変わりました。
最初の入れ替わりはいったん解消しますが、それで二人が入れ替わらなくなるわけではありません。その後は許可を得たうえで、自分たちの意思でたびたび入れ替わるようになります。
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玲琳と慧月の関係は?敵対から対等な友人へ
玲琳と慧月は、最初から仲の良い二人だったわけではありません。
物語の始まりでは、慧月が玲琳への強い嫉妬と劣等感から禁術を使い、二人の身体を入れ替えています。
ところが互いの身体で生活する中で、それまで外側からは見えていなかった相手の苦しみや考え方を知り、関係が少しずつ変わっていきました。
始まりは慧月の嫉妬と禁術による入れ替わり
朱家の雛女である慧月は、周囲から愛される玲琳を妬み、乞巧節の夜に得意の禁術を使って二人の身体を入れ替えます。
慧月にとっては玲琳を不幸にするための行動でしたが、慧月の身体へ入った玲琳は、処刑の危機に置かれても健康な身体を手に入れたことを前向きに受け止めました。
慧月が想像していた「玲琳からすべてを奪う」という構図は、最初から思いどおりには進みません。
玲琳は自分を陥れた慧月を助けようとする
二人の関係を大きく動かしたのが、第6話から第8話にかけての出来事です。
玲琳の身体に入った慧月が重い病に苦しむと、玲琳は慧月を救うため、皇后・絹秀から課された破魔の弓の試練に挑みます。
自分を陥れた相手だからと見捨てるのではなく、慧月を助けるために行動したことで、慧月の玲琳に対する見方も変わっていきました。
慧月は、何もかも恵まれているように見えていた玲琳が、実際には病弱な身体で苦しみながら努力を続けてきたことを知ります。
第8話で慧月が玲琳へ謝罪する
第8話では、本来の玲琳が慧月の道術を頼り、炎を通じて本来の慧月へ呼びかけます。
そこで慧月は玲琳へ助けを求め、これまで自分がしてきたことを謝りました。
玲琳を妬み、身体まで奪った慧月が、自分から助けを求めて謝罪できたことは、二人の関係にとって大きな転換点です。
第10話で玲琳は慧月に「友人になりたい」と伝える
第10話では、黒幕・朱雅媚が仕掛けた呪いへ対抗するため、二人は呪詛返しを行います。
失敗すれば自分にも命の危険が及ぶ中、慧月は玲琳への償いも込めて術を完成させようとしました。
しかし玲琳が慧月に求めていたのは、命を差し出すような償いではありません。
玲琳は慧月に、これから自分と対等な友人になってほしいと伝えます。
玲琳を不幸にするための入れ替わりから始まった二人が、互いに危険まで分け合う友人へ変わったことが、第1クールを通した大きな関係の変化です。
ほうき星に願った「健康」と「友」が慧月へつながる
玲琳と慧月の関係を見るうえで、乞巧節の夜に描かれたほうき星の場面も重要です。
玲琳は、自分に足りなかった二つのものを願っていました。
- 健康な身体|病弱な身体から自由になりたい
- 友|対等に向き合える友人が欲しい
慧月との入れ替わりによって、玲琳は思いがけず健康な身体を経験します。
そして第10話では、その慧月自身へ「友人になりたい」と伝えました。
健康な身体と、対等に向き合える友人。 入れ替わりから始まった騒動の中で、玲琳がほうき星に願った二つのものが、どちらも慧月との出会いにつながっています。
最終話で入れ替わりはどうなる?一度元の身体へ戻る
第10話までは入れ替わったままだった玲琳と慧月ですが、最終話となる第11話「たいした悪女ですよ」で、最初の入れ替わりにはひと区切りがつきます。
朱雅媚をめぐる事件が決着したあと、二人は入れ替わりを解消し、それぞれ本来の身体へ戻りました。
ただし、「元に戻った=もう二度と入れ替わらない」という終わり方ではありません。
玲琳は入れ替わりを告白し、今後も入れ替わる許可を得る
最初の入れ替わりを解消したあと、玲琳はこれまで二人の身体が入れ替わっていたことを自ら明かします。
そして、その後も玲琳と慧月が時折身体を入れ替えることについて許しを得ました。
物語序盤では慧月が玲琳の意思を無視して行った禁術でしたが、第1クールの最後では、二人が互いに納得したうえで入れ替わりを楽しむものへ変わっています。
元に戻ったあとも二人はたびたび入れ替わっている
最終話のエピローグでは、本来の身体へ戻ったあとも二人が再び入れ替わって過ごしていることが描かれます。
最初の強制的な入れ替わりとは違い、今度は玲琳と慧月自身が楽しんで行っているのが大きな違いです。
第1クールは、二人が再び入れ替わった状態で日常を過ごしているところまで描かれました。
つまり第1クールの答えとしては、最初の入れ替わり事件はいったん解決するものの、「玲琳と慧月が入れ替わる」という関係そのものは続いていくと整理できます。
入れ替わりは誰にバレた?真相を知ることと見抜くことは別
玲琳と慧月は性格や振る舞いが大きく異なるため、入れ替わったあとに周囲が「以前と違う」と感じる場面は何度もありました。
ただし、第1クールを最後まで見ると、「二人が入れ替わる秘密を知っていること」と「今どちらの中身なのかをその場で見抜けること」は別だと分かります。
第10話までに自力で入れ替わりの真相へたどり着いた主要人物を整理すると、次のとおりです。
| 人物 | 入れ替わりを知った経緯 |
|---|---|
| 黄冬雪 (こう とうせつ) | 第7話で玲琳と慧月の入れ替わりを見抜き、慧月を問い詰める |
| 莉莉 (りーりー) | 以前から「慧月」の変化を感じており、第7話で入れ替わりの真相を知る |
| 詠尭明 (えい ぎょうめい) | 第9~10話で目の前の異変や冬雪の反応から真相へたどり着く |
| 辰宇 (しんう) | 第10話で破魔の弓などこれまでの違和感をつなぎ、入れ替わりへたどり着く |
最終話では玲琳自身が入れ替わりについて事情を明かすため、秘密そのものはこの4人だけが知る状態ではなくなります。
冬雪は第7話で玲琳と慧月の入れ替わりを見抜く
黄冬雪(こう とうせつ)は玲琳付きの筆頭女官で、長く玲琳に仕えてきた人物です。
第7話では、目の前にいる玲琳の中身が本来の玲琳ではないことへたどり着き、慧月を問い詰めます。
姿が同じでも、長年そばにいた冬雪には言動や振る舞いの違いが積み重なって見えていました。
莉莉は最終話の再入れ替わりもすぐに見抜く
莉莉(りーりー)も、第7話の時点で玲琳と慧月が入れ替わっていることを知っています。
さらに印象的なのが最終話です。
一度元の身体へ戻ったあと、玲琳と慧月が再び入れ替わっていても、莉莉は中身が違うことをすぐに見抜きます。
慧月の姿をした玲琳と長く一緒に過ごした莉莉だからこそ、外見ではなく振る舞いや空気感まで見分けられるようになったことが分かる場面です。
尭明は秘密を知っていても再入れ替わりには気づかない
詠尭明(えい ぎょうめい)は、第9話から第10話にかけて、玲琳と慧月が入れ替わっている真相へたどり着きました。
そのため、二人に「入れ替わりが起きる」という事実そのものは知っています。
ところが最終話で二人が再び入れ替わった際には、尭明はその場で中身が変わっていることを見抜けません。
秘密を知っている尭明でも現在の中身までは分からず、莉莉はすぐ見抜くという違いも、最終話の面白いところです。
辰宇も第10話で入れ替わりへたどり着く
辰宇は第10話で、破魔の弓に起きた異変やそれまでの玲琳の言動をつなぎ合わせ、二人が入れ替わっていることに気づきます。
冬雪や莉莉のように二人との直接的なやり取りから見抜いたのではなく、積み重なった手がかりから真相へたどり着いた人物です。
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第2クールは2027年1月から|第二幕「はじめての外遊」編へ
第1クール最終話の放送後、2027年1月から第2クールを放送することが発表されました。
第2クールでは、第二幕「はじめての外遊」編が描かれます。
第1クールのラストには玲琳の兄弟も登場しており、物語はそのまま次の舞台へつながっていく形で終わっています。
玲琳と慧月の関係や入れ替わりは第1クールだけで閉じるテーマではないため、この記事も第2クール以降のアニメ内容に合わせて二人の変化を追える構成にしています。
原作では入れ替わりはどうなる?第2クールより先の展開
ここから先は、まだアニメで描かれていない原作小説の内容に触れます。
入れ替わりが今後どうなるのか自体がネタバレになるため、内容は以下の折りたたみ内にまとめています。
原作のその後を見る(第2クール以降のネタバレ)
原作でも、玲琳と慧月の入れ替わりはその後も続きます。
原作小説第3巻から始まる第二幕「はじめての外遊」編では、玲琳たちは慧月の故郷である南領へ向かいます。
その外遊先で儀式を妨害された慧月の力が暴走し、玲琳と慧月は再び身体が入れ替わります。
一度目のように、慧月が玲琳を陥れるため意図的に行った入れ替わりではありません。すでに友人となった二人が、再び入れ替わった状態で事件へ巻き込まれていく形です。
第4巻も入れ替わった状態から物語が続き、第二幕の重要な仕掛けとして使われます。
さらに原作第6巻の第三幕「陰謀だらけの鑽仰礼」でも、玲琳と慧月は再び入れ替わります。第7巻では、その入れ替わりをすぐに解消せず行動する展開まで続きます。
つまり原作全体を見ると、入れ替わりは第1クールだけのトラブルではなく、玲琳と慧月の関係や、それぞれが相手の立場で事件へ向き合うための重要な要素として繰り返し使われていきます。
二人の関係についても、第1クールで生まれた友情がリセットされるわけではありません。第二幕では準備に追われる慧月を玲琳が支えるなど、互いを助け合う関係として物語が続きます。
玲琳と慧月についてよくある質問
アニメ第1クール終了時点までの二人の関係と、入れ替わりについて気になるポイントを整理します。
玲琳と慧月は友達になった?
第1クールでは、互いを友人として認め合う関係まで進んでいます。 第10話で玲琳が慧月へ「友人になりたい」という意思を伝え、最終話でも二人の親しい関係は続いています。
玲琳と慧月は最終話で元の身体に戻る?
一度は元の身体へ戻ります。 雅媚をめぐる事件が決着したあと、二人は最初の入れ替わりを解消しました。
元に戻ったあとも入れ替わる?
はい。最終話では、玲琳が入れ替わりについて事情を明かしたあと、二人が時折入れ替わることを許されています。その後も玲琳と慧月は自分たちの意思で入れ替わって過ごしています。
尭明は入れ替わりを知っている?
入れ替わりという秘密そのものは知っています。 第9~10話で真相へたどり着きました。ただし最終話で二人が再び入れ替わった際には、その場で中身が変わっていることまでは見抜けていません。
莉莉は再び入れ替わっても分かる?
最終話では、玲琳と慧月が再び入れ替わっていても莉莉はすぐに気づきます。慧月の姿をした玲琳と一緒に過ごしてきた経験から、二人の中身を見分けられるようになっています。
第2クールはいつから?
第2クールは2027年1月から放送予定です。 第二幕「はじめての外遊」編が描かれることが発表されています。
\第2クール前に第1クールを見返すならDMM TV/
第1クールで起きた黒幕事件や呪い返しの伏線はこちらで整理しています。

アニメの放送・配信情報や登場人物、声優など、作品全体の基本情報はこちらでまとめています。

原作小説・コミカライズの刊行状況や、電子書籍で読む方法はこちらで確認できます。

参考:TVアニメ『ふつつかな悪女』公式サイト CHARACTER/公式サイト EPISODES/公式X 第2クール放送決定のお知らせ/一迅社ノベルス『ふつつかな悪女ではございますが』

