※この記事はアニメ第1クール最終話までのネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。原作で描かれるこの先の展開には触れていません。
『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』では、玲琳と慧月の入れ替わりをきっかけに、後宮で起きていた複数の事件が少しずつ一本につながっていきます。
第1クールでは黒幕の正体だけでなく、呪い返しの仕組みや、それまで何気なく描かれていた場面の意味も明らかになりました。
- アニメ第1クールの黒幕は誰だったのか
- 玲琳と慧月が使った「呪い返し」とは何か
- 真犯人へつながっていた伏線
- 最終話で黒幕事件がどう決着したのか
アニメ第1クールで一連の事件を仕組んでいた黒幕は、朱貴妃・朱雅媚です。
第10話で真犯人が確定し、最終話では事件後の処分まで描かれました。雅媚は流刑となり、第1クールの黒幕事件はここで決着しています。
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黒幕は朱貴妃・朱雅媚|第1クールで事件は決着
第1クールを最後まで見ると、一連の事件の黒幕は朱貴妃・朱雅媚だったと整理できます。
第8~9話では、慧月が持つ道術の知識と、玲琳が集めた情報をつなぐことで雅媚へ疑いが向かいました。第10話では雅媚本人との対峙まで進み、それまで積み重ねてきた推理が答え合わせされます。
さらに最終話では事件後の処分まで描かれ、黒幕をめぐる第1クールの物語にも区切りがつきました。
| 人物・立場 | 第1クール終了時点 |
|---|---|
| 朱雅媚(朱貴妃) | 一連の事件を仕組んだ黒幕。最終的に流刑となる |
| 朱慧月 | 玲琳との入れ替わりを実行した当事者。事件後は7日間の謹慎 |
| 金清佳・金家 | 犯人に見せかけられていた側で、黒幕ではない |
| 黄絹秀(皇后) | 雅媚の呪いの標的。最終話では雅媚と和解する |
「入れ替わりを実行した慧月」と「事件全体を仕組んでいた雅媚」は別と考えると、一連の出来事を整理しやすくなります。
呪い返しとは?玲琳と慧月が朱雅媚の陰謀を崩した
朱雅媚の計画を崩す決め手になったのが、玲琳と慧月による「呪い返し」です。
それまで別々の出来事に見えていた蟲毒、玲琳の身体を苦しめてきた症状、慧月が持つ道術の知識、皇后へ向けられた呪いが終盤でつながり、二人は協力して雅媚へ対抗します。
玲琳が残していたムカデが伏線になっていた
終盤で意外な形で回収されたのが、以前から玲琳が捕まえて残していたムカデです。
登場時には、虫にも臆さない玲琳らしさを示す少しコミカルな場面にも見えました。しかし第10話では、そのムカデが雅媚の蟲毒へ対抗する呪い返しへつながります。
一見すると突拍子もない玲琳の行動が、後になって事件解決の鍵になるという、本作らしい伏線回収でした。
玲琳と慧月が「呪い返し」で同じ敵へ立ち向かう
物語の始まりでは、慧月が玲琳への強い劣等感から入れ替わりを実行しました。
しかし黒幕事件の終盤では、玲琳と慧月が情報を共有し、雅媚が仕掛けた呪いへ二人で立ち向かいます。
最初は互いの身体を奪い合うような関係から始まった二人が、同じ問題を解決する側へ回ったことも、第1クールを通した大きな変化でした。

追い詰められた雅媚は捕らえられる
呪い返しによって計画を崩された雅媚は追い詰められ、玲琳を人質に取ります。
しかし玲琳は助けを待つのではなく、自分で隙を見て反撃。雅媚は取り押さえられ、一連の陰謀は失敗に終わりました。
朱雅媚が黒幕だと分かるまでの伏線を振り返る
黒幕が確定した後から振り返ると、第8~9話までに出ていた情報の多くが朱雅媚へつながっています。
特に大きかったのは、慧月が知る道術と玲琳が祝宮で集めた情報が、別々の方向から同じ人物を指したことです。
蟲毒の術を知っていた朱雅媚
第8話で大きな手がかりになったのが蟲毒です。
慧月は道術に詳しく、玲琳の身体を長く苦しめてきた症状などから、その背景に蟲毒による呪いがあると考えました。
さらに慧月は、過去に雅媚が自分から蟲毒の術について聞き出していたことを思い出します。
当初は疑惑を強める材料でしたが、黒幕が確定したことで、ここも雅媚へつながる重要な伏線だったと分かります。
雅媚の言葉が慧月を入れ替わりへ向かわせた
慧月が玲琳との入れ替わりを決意するまでの過程にも、雅媚は関わっていました。
周囲から玲琳と比べられ続け、強い劣等感を抱えていた慧月に対し、雅媚は玲琳を意識させる言葉をかけています。
入れ替わりの術を実行したのは慧月自身です。ただ、事件全体を振り返ると、慧月の感情や道術に関する知識まで雅媚の計画に利用されていたことが重要になります。
金家を装った嫌がらせで真犯人を隠していた
慧月に対する嫌がらせには、金家の女官を名乗る人物や、金家から盗まれた衣などが使われていました。
表面だけを見ると金家が怪しく見える状況でしたが、玲琳が調べるにつれて、第三者が金家の犯行に見せかけていることが分かっていきます。
この情報と慧月が持つ蟲毒の知識を組み合わせたことで、別々に見えていた事件が雅媚へ一本につながりました。
皇后・黄絹秀が倒れたことで本当の標的が見えた
第8話の終盤では皇后・黄絹秀が倒れ、玲琳の身体に現れていたものと似た症状が確認されました。
玲琳たちが状況をつなぎ合わせたことで、事件は慧月への嫌がらせや玲琳だけを狙ったものではなく、皇后へ向けられた計画だったことが見えてきます。
第1クールで回収された主な伏線を整理すると、次のとおりです。
| 伏線 | 最終的に分かったこと |
|---|---|
| 玲琳の身体を苦しめていた症状 | 蟲毒による呪いが関係していた |
| 雅媚が蟲毒について慧月から聞いていた | 雅媚へ疑いを向ける大きな手がかりになった |
| 慧月を玲琳と比較する雅媚の言動 | 慧月の劣等感と入れ替わりを利用する流れにつながった |
| 金家を思わせる嫌がらせ | 金家そのものではなく、雅媚側による偽装だった |
| 玲琳が残していたムカデ | 蟲毒へ対抗する呪い返しに役立った |
| 皇后・絹秀の発症 | 陰謀の標的が皇后へ向けられていることにつながった |
黒幕が分かった状態で序盤から見返すと、雅媚や慧月の言動も初見とは違って見えてきます。
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朱雅媚は最終話でどうなった?流刑となり皇后と和解
第10話では雅媚の捕縛まで描かれましたが、最終話ではその後の処分と皇后・絹秀との関係にも答えが出ました。
一連の事件を起こした雅媚は、最終的に流刑となります。
一方で、皇后との関係は処罰だけで終わりません。雅媚と絹秀は最後に和解し、物語の中で重要な役割を持っていた破魔の弓は雅媚が受け取ります。
最終話で描かれた雅媚をめぐる結末をまとめると、次のようになります。
| ポイント | 最終話での結末 |
|---|---|
| 雅媚の処分 | 流刑 |
| 皇后・絹秀との関係 | 最後に和解する |
| 破魔の弓 | 雅媚が受け取る |
| 第1クールの黒幕事件 | 最終話で決着 |
つまり雅媚の物語は、「捕まったから終わり」という形ではなく、罪に対する処分と皇后との関係の着地点まで描かれて第1クールを終えています。
慧月は黒幕ではない?事件後は7日間の謹慎
物語の始まりだけを見ると、玲琳との入れ替わりを実行した慧月こそが、すべての元凶に見えます。
実際に入れ替わりの術を使ったのは慧月本人であり、その行動に対する責任までなくなるわけではありません。
ただし、一連の事件全体を仕組み、慧月の劣等感や道術に関する知識まで利用していた黒幕は雅媚です。
最終話では慧月にも処分があり、7日間の謹慎となりました。
「入れ替わりを実行したのは慧月」「黒幕として事件全体を仕組んだのは雅媚」という区別は、第1クールを整理するうえで重要です。
金清佳・金家は犯人ではなかった
金清佳と金家も、途中までは黒幕候補として疑える材料がありました。
しかし玲琳が調べると、金家の女官を名乗る人物や盗まれた衣など、何者かが金家になりすましていたことを示す手がかりが出てきます。
雅媚が黒幕だと確定したことで、金家は真犯人ではなく、むしろ疑いを向けるために利用された側だったことも明確になりました。
第2クールは2027年1月から|第二幕「はじめての外遊」編へ
第1クールの黒幕事件は最終話で決着しましたが、アニメそのものはここで終わりではありません。
2027年1月から第2クールの放送が決定しており、物語は第二幕「はじめての外遊」編へ進みます。
この記事では第1クールの黒幕事件を対象とし、第2クールで新たに描かれる事件については含めていません。
玲琳と慧月の関係や入れ替わりそのものについては第1クール終了後も続いているため、こちらの記事で整理しています。

『ふつつかな悪女』の黒幕についてよくある質問
アニメ第1クール最終話までの内容を基準に、黒幕と事件の結末について気になるポイントを整理します。
『ふつつかな悪女』第1クールの黒幕は誰?
黒幕は朱貴妃・朱雅媚です。 蟲毒や金家を装った嫌がらせなど複数の伏線が雅媚へつながり、第10話で真犯人と確定しました。
朱慧月が黒幕ではないの?
慧月は玲琳との入れ替わりを実行した当事者ですが、一連の事件全体を仕組んだ黒幕ではありません。終盤では玲琳と協力して雅媚の陰謀を止める側に回り、事件後は7日間の謹慎となりました。
金清佳・金家が犯人ではなかった?
金家そのものは黒幕ではありません。嫌がらせには金家を思わせる要素が使われていましたが、実際には疑いを向けるための偽装でした。
朱雅媚は最終話でどうなった?
雅媚は最終的に流刑となりました。一方で皇后・絹秀とは最後に和解し、破魔の弓は雅媚が受け取っています。
第2クールでも同じ黒幕事件が続く?
第1クールで描かれた雅媚をめぐる黒幕事件は、最終話で決着しています。第2クールは2027年1月から、第二幕「はじめての外遊」編として放送されることが発表されています。
原作小説・コミカライズの刊行状況や、電子書籍で読む方法はこちらでまとめています。

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参考:TVアニメ『ふつつかな悪女』公式サイト CHARACTER/公式サイト EPISODES/公式X 第2クール放送決定のお知らせ

